住宅

コンクリート製品が白く汚れる原因とは【徹底解説】

こんにちは、建築業界で10年以上働いているKatzeです。

コンクリート製品は様々なものがありますね。

ガレージの土間や、レンガに似せた製品など色々あります。

そんなコンクリート製品ですが、なにやら白くなってる事があります。

その原因について解説したいと思います。

コンクリート製品が白く汚れているのは何?

 

こちらの写真はタイルの目地のセメントから発生しているものです。

これは遊離石灰(ゆうりせっかい)白樺現象(エフロレッセンス)と呼ばれるもので

コンクリート製品であれば全てのものが起こる可能性がある現象です。

ではなぜこのような現象がおこるのでしょうか。

 

遊離石灰とは

遊離石灰とはコンクリートやセメントの他の物質との結合がうまくできなかった炭酸カルシウムの事を言います。

最近は品質管理が厳しくなっているので、ほとんどないですが、生コンクリート(硬化前のコンクリート)の水分量が過剰だと遊離石灰が出やすくなります。

この遊離石灰が内部で発生すると、コンクリートが膨張してひび割れの原因になります。

こういう書き方をすると、「じゃあ水が多すぎるから白くなったんだ!」って思うかもしれませんが、規定通りの水セメント比で行った場合でも出る場合があります。

ただ水が過剰だと遊離石灰が出やすいというだけで、正しい水分量なら出ないわけではありませんのでご注意ください。

遊離石灰とは、コンクリートやセメントの炭酸カルシウムが外部に漏れ出たものをいいます。

 

白華現象(エフロレッセンス)とは

白樺現象(エフロレッセンス)とはコンクリートに侵入した雨水が内部の可溶性物質と反応・結合をして水分の蒸発やひび割れなどから析出される現象の事を言います。

つまり、遊離石灰が外部に漏れ出た炭酸カルシウムなどの成分で、それが蒸発などを起こすことをエフロレッセンスと言います。

この現象エフロレッセンスは気温が低い時期に起こりやすいもので、秋から冬に起きることが多いです。

結構業界でも勘違いされていることが多いですが、エフロレッセンス現象とは「現象」の事なので白いもの自体がエフロレッセンスというわけではなく、白いものは遊離石灰の事という事です。

まぁ業界ではエフロと言われていて、それで基本的には伝わるので問題はないですが・・・

 

対処法はあるの?

では、対処法ですが、雨水を防ぐだけでOKです!

雨水が浸入する事によって起こるので、雨水を入らないようにすれば問題解決です!

と、簡単に出来るわけもないですよね。

雨水なんていつどこから侵入してくるかわからない為、防ぎようがありません。

遊離石灰が出ないようにするというのも、非常に難しいです。

なので、エフロ現象が起きにくくするようにするしかありません。

それにはコンクリートやセメントを緻密化する必要があります。

MAINTENANCE WORLD  SELECT SHOP様より引用

こういう商品を塗る事でコンクリートやセメントの表面をコーティングする事が出来ます。

下手にコーキングなどでひび割れを塞いでも、別の場所からまた出てくる事が多いので、こういった商品でコーティングしてしまうのが一番でしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

コンクリートやセメント製品は白樺現象(エフロレッセンス)が起き、遊離石灰が完全に出ないようには出来ません。

対策するにしても、雨をかからないようにするのは難しいですし、唯一出来ることは表面をコーティングすること。

エフロレッセンスに関しては保証などもついてはいません。

必ず起こるわけではありませんがコンクリート、セメントを使う以上避けれない現象だと理解しておきましょう。

 

今回は コンクリート製品が白く汚れる原因とは【徹底解説】 というテーマで解説しました。

御閲覧ありがとうございました。

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