住宅

戸建てとマンション、一生賃貸のメリット・デメリット

こんにちは、建築業界で10年以上働いているKatzeです。

今回は度々話題にあがる、戸建て住宅とマンションや賃貸どれが一番いいのか。

というテーマで解説をしていきたいと思います。

戸建てのメリット・デメリット

戸建て住宅のメリット・デメリットとはなんなのか。

・マンションや賃貸と比べた時、管理費や修繕積立費、駐車場代が不要になります。

とはいえ、戸建て住宅でも修繕費がかかるので、貯めておいた方がいいです。

戸建て住宅は駐車場があるものが多いので、基本的には駐車場代はかかりません。

・独立性の高さ故にプライバシーの優位性はあります。

子育て世帯などは周りを気にせずに暮らせるので精神的負荷が減ります。

・戸建ては土地が広ければ庭が付いているのもメリットの一つですね。

家庭菜園や子供の遊び場、サンルームを設置する事もできます。

・将来的に住人が増えた場合でも、自由に増改築を行う事も可能です。

・注文住宅を購入する場合は間取りから自分たちの思い通りに建てる事が出来ます。

収納も多く、子供たちの部屋の確保なども容易に出来ます。

・窓も多くとる事ができるため、風通しが良くなります。

・ペットを飼っている場合、将来飼う予定がある場合でも問題なく迎える事ができます。

・戸建て住宅は年々価値がなくなっていき、25年ほどで資産価値がなくなると言われますが、それは上物に限った話で、土地自体は経年劣化などによって価値が下がるという事はありません。

 

戸建て住宅のメリット

  • 管理費・共益費・修繕積立費・駐車場代がない(将来修繕する費用は必要)
  • プライバシーの確保が容易。
  • 子育て世帯は周りに迷惑が掛かりにくく精神的負荷が少ない。
  • 騒音によるトラブルが少ない。
  • 土地の使い方で庭などで家庭菜園なども可能。
  • 注文住宅なら間取りを思うように作れる。
  • 収納も多く取れる。
  • 窓が多く取れるため風通しがいい。
  • 増改築を自由に行う事ができる。
  • ペットが飼える。
  • 土地自体の価値は経年による減価はない。

次にデメリットです

・やはり同じ立地条件の場合はコストが高くなります。

・防犯面でもある程度の意識を持っておく必要があります。

マンションなどと違い、窓が多い事もあり、4方向全てが外部に接しているため

戸締りの意識は高く持たないといけません。

・木造の場合はマンションなどに比べると断熱性に劣る事が多いです。

つまりマンションなどに比べると寒いという事です。

しかし近年高断熱のものも一般的に使われることが多くなってはきていますので、大分マシにはなっています。

・建物自体は大体25年ほどで資産価値がなくなります。

これが戸建ては勿体ない、負債にしかならないと言われる理由ですね。

・マンションなどにある共用施設などもありません。

・家の周りの管理も自分でしないといけないので、ほったらかしにしていると雑草だらけになる事も・・・

戸建て住宅のデメリット

  • 全体にかかるコストが高い
  • 防犯意識を高くする必要がある
  • マンションに比べると断熱性が劣る
  • 資産価値は25年ほどでなくなる。(土地は別)
  • 共用施設などのメリットがない
  • 維持管理は自己責任
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マンションのメリット・デメリット

・マンションは管理会社が入っている為、共用部分である廊下やエントランスなどの掃除などを行う必要がなく、いつも綺麗に保ってくれます。

・不特定多数の人が暮らしている事もあり、オートロックなどが付いている事も多く、セキュリティー面も高いです。

多くの人が住んでいる為、廊下などは人がよく通るので泥棒も仕事がしにくい事もあります。

・基本的には1層に全てが収まっている為、階段がなく同じ面積でも広く使う事が出来ます。

・段差も少ないので高齢者世帯でも安心して暮らすことが出来ます。

・ファミリータイプのマンションの場合は同世代の家族が多く入居するので、子供を介してコミュニティが形成されやすくなっています。

共用施設にも自然と同じ世代の方が集まりやすいので、自然と交流する事が出来ます。

・マンションはゴミ捨て場が用意されていて、猫やカラスが入れないようになっている事が多いので、24時間いつでもゴミを出す事が出来ます。

・防災面でも防災倉庫などが備え付けられている事もあり、防災訓練などで備える事ができます。

・マンションは鉄骨や鉄筋コンクリートで作られていることが多く、木造の戸建て住宅と比べると経年による資産価値の低下が緩やかになります。

しっかり選ぶ事で、30年経っても資産価値が落ちないようなマンションもあります。

マンションのメリット

  • 共用部分の管理は管理会社がしてくれる。
  • セキュリティー面で安心感がある。
  • 共用部分はよく人が通る為、犯罪抑止になる。
  • 階段がない分、同じ面積でも広く使える。
  • 段差が少ない為、高齢者も住みやすい。
  • 居住者のコミュニティができやすい。
  • 24時間いつでもゴミ出しができる。
  • 防災意識が高くなる。
  • 資産価値が落ちにくい。

次にデメリットです。

・マンションのデメリットはやはり、上下左右の騒音問題が大きいでしょう。

場所によっては右がない、上がないなどは有るでしょうが全て入居者がいない事はほとんどないでしょう。

ですので、必然的に周りの住人が騒いだりすると自分の家にまで響いてきます。

また自分たちも赤ちゃんの夜泣きや騒いだりすると周りに迷惑が掛かってしまいます。

そういった精神的な負荷が多いでしょう。

お互い様と思ってくれる人ならいいですが、なかなか許容できない住人が周りにいる場合はトラブルになってしまう事も・・・

・マンションでよく聞くのが隣近所との付き合いが希薄になるという事。

マンション内で1個の集団になってしまってコミュニティが出来てしまっている為、その外まで付き合いを広げることが少なく、顔も知らないって事もあるようです。

・マンションは管理費や修繕積立費というものを必ず払わなければいけません。

戸建て住宅であれば自分たちでやれば済む事も管理会社がやってくれるので、それに対する費用がかかります。

数年、数十年後にマンション自体の修繕が必要になった時のための積立費用を徴収されます。

これがないとマンションが修繕出来ず、どんどん劣化していくので、仕方ないとはいえ、ずっと払い続けなければいけない費用になります。

・車を所有している場合は、駐車場代も掛かってきます。

戸建てならかからない費用がここでも掛かってしまいます。

・マンションの敷地内に駐車場の空きがない場合は、近くの駐車場を借りないといけないという事もあります。

毎日買い物をして、その買い物袋を持ったまま少し離れた駐車場から歩かないといけないという事もあります。

・将来的に家族体系が変わった場合、増築することは難しく、改築する場合でも手続きが必要。

・窓を付けれる場所が限られるので、風通しや日当たりに関しては不利になりやすいです。

マンションのデメリット

  • 騒音によるトラブルが多い。
  • マンション内以外の近所付き合いが希薄になりがち。
  • 管理費、修繕積立金を払わないといけない。
  • 駐車場代がかかる。
  • 駐車場に空きがない場合は外部の駐車場を借りなければならない。
  • 上階層の場合は荷物の運び入れが少し大変。
  • 増築が出来ない。
  • 改築する場合は手続きが必要。
  • 窓がつけられる面が限られるので風通しや日当たりが不利。

 

一生賃貸のメリット・デメリット

ここでは持ち家と賃貸という意味でのメリット・デメリットを解説したいと思います。

居住環境に関してはマンションに近い部分があるので、上記したものと思ってください。

・賃貸のメリットとは、一番はやはり金銭的なものが大きいでしょう。

購入するわけではないので、住宅ローンなどによって破綻する事はありません。

・収入の変化に応じて、家賃が安いところや高いところに移り住む事が出来ます。

・家族構成が変わったら別の物件に引っ越す事で解決できる事がほとんどです。

・なにか問題があれば引っ越せばいいというのは非常にメリットが高く、例えば隣人とのトラブルがあった場合でも、引っ越す事で解消する事ができます。

老後も老人ホームや高齢者住宅へ入居することを考える事も出来ます。

・費用の面では固定資産税や土地資産税の負担がありません。

・建物の修繕費なども家主の負担になるため、修繕積立金もかかりません。

賃貸のメリット

  • 住宅ローンがないので破綻する心配がない。
  • 収入の変化に応じて住み替えが可能。
  • 家族構成が変わった場合でも住み替えで対応できる。
  • 近隣トラブルがあった際も引っ越しすれば解決できる。
  • 固定資産税、土地資産税の支払いが不要。
  • 修繕費は家主負担のため修繕積立金が不要。

それではデメリットです。

・増改築は基本的には出来ません。

もしくは毎回家主の許可をとる必要があり、許可が出なければ行う事も出来ません。

・家族構成が変わったり、部屋のイメージを変えたい場合は引っ越すしかありません。

・賃貸は防音性が低い物件が多く、騒音のトラブルが起きやすいです。

・長く住み続ける場合、更新費用がかかります。

・家主の都合により、ずっと住み続けられない場合もあります。

家主が変わった場合、家賃の増額する事もあります。

まぁ家賃は交渉して下げる事も出来ますが・・・

・何かあるごとに引っ越しを行えばいいというメリットがある反面、引っ越しが多くなると費用がかさみます。

・高齢になるにつれ入居を断られるケースが増えてきます。

ある程度年齢を重ねた後は老人ホームや高齢者住宅に入る検討が必要になります。

・一生賃貸で過ごす場合の最大の心配なポイントは、老後の資金です。

持ち家を持っている場合はローンも払い終えて、ゆっくり過ごせる老後。

それでも夫婦で老後を過ごすにはおよそ3000万円必要だと言われています。

しかし、一生賃貸の場合は一生家賃を払い続けなければいけません。

つまり、老後の資金も持ち家の世帯より多く必要になります。

どういった生活をするかによって変わりますが、およそ5000万円は必要だと言われています。

・持ち家の場合は年数によって上物の資産価値は無くなりますが、ずっと賃貸だと土地なども子供に残す事が出来ません。

上物の資産価値がなくなると言っても、住み続けることは可能です。

賃貸はそういったものを残す事が出来ません。

賃貸のデメリット

  • 増改築は出来ない。(家主の許可が必要)
  • 防音性が低いところが多い。
  • 更新費用がかかる。
  • 家主の都合で出ていかなければいけない事もある。
  • 引っ越しが多くなると費用がかさむ。
  • 高齢になると入居を断られる物件がある。
  • 老後の資金が持ち家世帯より多く必要になる。
  • 土地などを子供に残す事が出来ない。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

戸建て住宅とマンションのメリットとデメリット。

また、一生賃貸のメリット・デメリット。

賃貸がコスパがいいと言われる事がありますが、何度も引っ越しをしたりすると費用がかかります。

また老後の資金についても多めに貯金を貯めておかなければ、資金が足りなくなって子供に世話を見てもらわないといけなくなるかも・・・

ある方の試算では、住む場所によっては賃貸の方が高くなる事もあるようです。

しっかり将来設計をして、後悔のないように気をつけましょう。

 

今回は 戸建てとマンション、一生賃貸のメリット・デメリット というテーマで解説しました。

御閲覧ありがとうございました。