住宅

図面決定~引き渡しまでの流れ(1)【徹底解説】

土地が決まり、間取りや外観も決まり、いよいよ建築確認申請を出すとなると、これからの工程や引き渡しの時期などが気になりますね。

今回の記事では、大まかにですが一戸建ての図面決定から引き渡しまでの工程をざっと紹介解説していきたいと思います。

大体の流れが分かっていれば、現場を見に行った時にどれくらい進んでて、あとどれくらいの作業が残っているなぁと見ていて楽しくなるかも・・・?

 

図面決定後~基礎着工

図面が決定した後は建築確認申請を出している間にやることを解説していきます。

ここの部分は各業者様によってやり方などが違う為、必ずしもこのタイミングとは限りません。

打合せの準備

さて、図面が出来て建築確認申請を出している間にやることは盛りだくさんです。

まずは間取り以外の屋根や外壁、水回り関係に建具関係の色や柄などを選びます。

一応打ち合わせ担当者もカットサンプルなどを用意してくれてはいますが、各種ショールームで実際に見て決めるのがいいでしょう。

ショールームの案内人の方なら自社の商品なので、知識も豊富なので商品の事についてもしっかり聞くことが出来ます。

なかなか忙しいですが、ショールームは出来るだけ赴くようにしましょう。

実物を見ることで、自分の中でもイメージがしやすくなります。

打ち合わせは建築の専門用語が多く出てくるので、そういうイメージが結構大事になります。

奥様は水回りのショールームに行くと色々とオプションを色々と追加したくなります(笑)

旦那様はご覚悟を・・・

打ち合わせ

一通りショールームを回ってしばらくすると、営業様から追加などの見積もりが出来たので色決め等の打ち合わせをしましょうと連絡があると思います。

会社によってはこの打ち合わせに現場管理者も同席する場合があります。

パースなどを見て外観を決め、内装建具などの色で家の雰囲気を決めていきます。

収納の中の仕様など細かい部分も詰めていきます。

この時渡されていれば、電気配線も決めてしまいます。

説明しだすとここだけでも1記事書けそうなので、後日あげようと思います。

打ち合わせに関しては会社によってやり方が様々なので、どんな流れなのか聞いておくといいかもしれません。

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地鎮祭

打ち合わせの前後はどちらでも大丈夫ですが、工事が着工する前に地鎮祭をされる方は担当者に連絡をし、準備をしてもらいましょう。

準備をしてもらうのは大体1万円~5万円くらいの費用がかかります。

詳しくはこちらをご覧ください。

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地盤調査~地盤改良

図面が確定すれば、大体すぐに地盤調査に入ります。

スウェーデン式サウンディング試験という方法を採用しているところがほとんどです。

先にドリルが付いている長い棒を回転させながら鎮めていき、支持層の深さを調べる試験です。

この結果によって、その土地に家を建てる場合、地盤改良が必要かどうかが決まります。

大体地盤改良は1~2日で終わりますが、家が大きかったり、杭の数が多いと日数がかかります。

基礎着工

地盤改良が終われば、いよいよ着工となります。

今でも吉日に着工される方が多いですが、最近は気にされない方も随分増えてきました。

そういった方ですと吉日以外の日に着工する事もありますが、恐らく大体の業者様は仏滅は避けるかなぁと思います。

  • 建築吉日とは・・・六曜で大安、友引、先勝の日の事。(先勝は午前中は大安の意ですので、午前中着工します。)
  • 避けるべき日・・・六曜の仏滅、赤口。この日は基本的に避けます。また「さんりんぼう」も昔は「三隣亡」と書き、この日に建てられた家は大火に合い、三軒隣まで滅ぼすと言われています。今は「三輪宝」と書く事もあり、いい日と解釈されることもあるそうです。

六曜に関しては、諸説あり、仏滅も昔は物滅と書き、物を捨て新生活を始めるにはいい日とされていた事もあったそうです。

時代で漢字が変わり、意味も180度変わってしまう・・・よくわかりませんね。

日を気にされる方は、大安、先勝、友引にするのがいいと思います。

その他にも、建築関係のカレンダーには建築吉日という日も記載されており、建築するにはいい日というのがあるので、一度聞いてみるのもいいでしょう。

着工初日は基礎部分を重機で掘削し、捨てコンクリートといって枠を固定したりする為の構造上関係のないコンクリートを敷設します。

捨てコンクリートを敷設する前に、お施主様よりお預かりした鎮物を家の中心部分に埋め、防湿シートを被せます。

鎮物は着工日前に必ず施工店様に預けるようにしましょう。

基礎は鉄筋を組み、型枠を設置し、生コンクリートを打設します。

この鉄筋を組み切った段階で、配筋検査というものを受けます。

ここで鉄筋のピッチや太さなどが正しく配筋されているかのチェックが行われます。

基礎にも種類があり、種類によって若干のやり方は違いますが、大体は一緒です。

この時、アンカーを基礎に埋め、建物としっかり緊結できるようにしておきます。

基礎の期間は大体1週間~2週間程度で完成します。

 

基礎完成~棟上げ

基礎が完成し、枠を解体したら今度は水道の先行外部配管を行います。

業者様によっては、あとにやるところもあります。

足場工事

水道配管が終われば、次は足場の工事に入ります。

昔の棟上げは足場なしでやっていた頃もあったのですが、事故が多くまた命に係わるので現在は先行して足場を組みます。

この時強い風を受けると足場が崩れてしまう危険がある為、シートはしません。

土台引き

足場工事が終われば、今度は大工さんが来て土台を引きます。

基礎の立ち上がりの上に基礎パッキンを敷き、基礎内に湿気が籠らないようにします。

基礎の上には土台、基礎がない部分には一定間隔で大引きという部材を並べ、間に断熱材を敷き詰めていきます。

その上から床版を敷いていきます。

早い大工さんなら一日で終え、1階の柱も建ててしまいます。

いよいよ棟上げ

土台引きが終われば、いよいよ棟上げです。

この日は大工さんが5~6人集まり、レッカー車を呼び、一日で一気に屋根の一番高いところの部材、大棟まで組んでしまいます。

この大棟を上げてしまう事から、棟上げと言われています。

大体、朝の8時頃から夕方5時~6時頃まで作業します。

今は屋根の野地板まで貼ってしまう事がほとんどですが早い大工さんが集まっていると、外壁の合板まで一気に終わらせてしまう事もあります。

この日で一気に形が出来上がるので、わくわくしますよ。

棟上げが終われば、上棟式となります。

上棟式をされる場合は午後4時頃には現場に着くように行きましょう。

大工さん達もこの日はかなり疲れるので、遅れることのないようにご注意ください。

大工さんを労うつもりが、待たせて余計に疲れさせては元も子もありません。

上棟式についてもこちらで解説しているので、ご覧ください。

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最後に

1つの記事で納めるつもりで書き始めたのですが、書いていたら結構長くなってしまったので、続きは次の記事でさせていただきます。

次は出来るだけ簡潔にまとめられるように頑張ります。

次の記事もよろしくお願いいたします。

 

次の記事はこちら⇓⇓⇓

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