住宅

排水が詰まった!キッチンやトイレに流してはいけないものとは

こんにちは、建築業界で10年以上働いているKatzeです。

キッチンの水の流れが悪かったり、トイレがよく詰まったりする事はありませんか?

それはもしかしたら、使い方が原因かもしれません。

なかなか誰にも聞けない、水回りでやってはいけない事を解説いたします。

キッチンでしてはいけない事

まずはキッチンでしてはいけない事です。

  • 残飯を流す。
  • 油を流す
  • 熱湯を流すときは注意。

残飯を流す

これはちょっとくらいならとしている方もいるのではないでしょうか。

そもそも配管は残飯を流せるようには出来ていません。

最近はマンションで「ディスポーザー」というものを設置している事も増えては来ています。

ディスポーザーとは簡単に言えば残飯をそのまま流しても大丈夫なように処理する設備の事です。

詳しくは下記で解説していますので、そちらをご覧ください。

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ディスポーザーがある場合はそのまま流せるようにしているので大丈夫ですが、一般の戸建てなどには付いていることはほとんどないので、ちゃんとネットで受けて捨てるようにしましょう。

ちょっとくらいならと流し続けていると、年数が経った時には配管が詰まってしまってどうにもならない事に・・・。

ほんのかけらまでしっかりとは言いませんが、出来る限り流さないように心がける方が配管の詰まりの心配が減ります。

 

油を流す

こちらもみなさんご存知かと思います。

油は水と混ざらないので、流しても水と分離して配管内に残ってしまいます。

その残った油が固まり蓄積していって、詰まりの原因となります。

たまにお湯を流してるから大丈夫と仰る方がいますが、ほとんど効果はありません。

また、ニオイや虫が上がってこないようにトラップという仕組みがあり、水が常に存在する部分があるのですが、そこにも油が溜まることで流れが悪くなります。

油は固めて処理するか、少量でも油を分解する洗剤を使ってしっかり落としてから流すようにしましょう。

雑菌の繁殖なども相まって、20年30年したら配管の半分以上塞がってたというのも前例にありました。

油はきちんと処理するようにしましょう。

 

熱湯を流すときは注意

意外と知らない人が多い、熱湯

通常、配管は塩化ビニール管が使用されている為、熱湯を流してしまうと劣化や、変形などの原因となります。

塩ビ管同士を繋げている接着剤も熱に強くはないので、熱湯を直接流すのは避けた方がいいでしょう。

水を混ぜて冷やしてから流すか、せめて水を出しながら流すようにしましょう。

何度も熱湯を流し続けていると、徐々に変形したり不具合が起きますので注意しましょう。

 

洗面所、お風呂でしてはいけない事

次に、洗面所やお風呂でしてはいけない事です。

  • 髪の毛を流す。
  • 詰め替え用パックなどの切れ端を流す。

髪の毛を流す

まず多いのが髪の毛です。

自然に流れてしまうものは仕方ないにしても、排水口に溜まったものは小まめに処理するようにしましょう。

髪の毛は配管の中で引っかかったりすると、シャンプーやボディーソープなどを絡め、固まり、また髪の毛が絡まりと、徐々に溜まっていき、詰まりの原因となります。

また、排水口の部分に髪の毛が溜まったまま放置すると、悪臭の原因にもなります。

定期的に手入れをすることで、ニオイなども防げます。

 

詰め替え用パックなどの切れ端を流す。

これは故意にされる方はほとんどいないと思いますが、お風呂に入ったらシャンプーなどが切れていて、お風呂の中で詰め替え用のパックを使ってボトルに入れたりしますよね。

そしたらちっちゃな切れ端や、フタの部分の部品などが誤って流れてしまう事があります。

やはり大きいものは流れにくく、詰まりの原因となりやすいので、詰め替える時は注意しましょう。

 

トイレでしてはいけない事

トイレでしてはいけない事。

  • トイレットペーパーを大量に使って流す。
  • 海外製のトイレットペーパー等を流す。
  • 排泄物以外のものを流す。
  • 長期間放置する。

トイレットペーパーを大量に流す

まず結構多いのが、トイレットペーパーを大量に使用する方。

公共のトイレなどでも、カラカラカラカラカラカラカラカラ~ってどんだけ巻き取ってるんだ!と思うくらいトイレットペーパーを使用している人がたまにいます。(※音が聞こえてくるだけで覗いてません)

いくら水に溶けやすいとは言っても、そこまで大量のトイレットペーパーを一度に流すと詰まってしまいます。

色々データはありますが、大体1回のトイレで使用するトイレットペーパーの長さは80cm~1mほどだそうです。

大体4~5メモリくらいでしょうか。

それくらいの量であれば十分流れますので、それくらいを目安にしましょう。

 

海外製のトイレットペーパー等を流す

続いては海外製のトイレットペーパー等の使用です。

最近よく詰まりの原因になっている海外製の物。

コス〇コとかで海外の物がすごく安く売ってますよね。

私もよく休みの日などに行くことがあります。

量が多いし、安いので素敵なお店なのですが、そこで海外製のトイレットペーパーは危険な事があります。

海外製のトイレットペーパーは水に溶けにくい材料を使用していることが多いのです。

ここ最近で本当に増えたトイレの詰まり。

その原因のほとんどが海外製のトイレットペーパーを使用したことによる詰まりでした。

1度分譲地内のご近所さんがみんな同じような時期に詰まりを訴えて来られたことがあり、話を聞いてみると、コ〇トコでトイレットペーパーを買ったけど、多かったから配ったそうです。

それで配られたご家庭がことごとく詰まってました。

100%詰まるというわけではありませんが、私の経験からするとかなり高い確率で詰まっています。

安いからいいんですけどね、使用はあまりオススメしません。

同じように、トイレットペーパー以外のティッシュペーパーなども水に溶けにくく、詰まりの原因になりやすい為、非常時以外は使用しないようにしましょう。

 

排泄物以外のものを流す

これもたまにあるのですが、トイレに排泄物以外のものを流すのはやめましょう。

たまにあるのが、2階でカップ麺などを食べて、残りの汁を捨てに降りるのがめんどくさいからトイレに流したとかちょっとした残飯を流したという事があります。

トイレは排泄物を流す事しか考えて作られていないので、それ以外のものを流すことで詰まる原因となります。

ラーメンの汁には油も含まれています。

残飯も重みがあったりして配管の中で流れ切らず残ったりする事があります。

実は、嘔吐物もあまり良しとはされていません

嘔吐物には排泄物とは違い、油分などが多く含まれている為、配管の中がべとべとになって詰まりやすい原因を作ってしまいます。

吐く時は出来るだけ新聞紙を入れた袋などに出すようにしましょう。

食べ物以外では、女性用品を流してしまったという事がありましたが、あれは水分を含んで膨らんでしまいます。

そうなると重さも出てしまい、結構高い確率で詰まってしまいます。

トイレはなんでも流れるものではないので、使用用途以外のものは流さないように注意しましょう。

 

長期間放置する

少し詰まりとは逸脱しますが、トイレを長期間使わない場合は適度に流すようにしましょう

トイレ以外でも洗面所もお風呂もキッチンも全てそうなのですが、通常水を流すものには排水管からニオイや虫などが室内に上がってこないように、トラップという水を常に貯めておいてフタの役割をしているところがあります。

トイレの便器には常に水が張ってますよね。

それがほかの洗面所やお風呂などにもあります。

そこは水を流すたびに入れ替わっていき、毎日使っている分には効果がなくなることはないのですが、長期間(2~3か月)1度も使用されない場合、徐々にそのトラップの水が蒸発していき、フタの役目を果たせなくなってしまいます。

特に夏場は蒸発が早いので、早ければ1か月前後でトラップが破水する場合があります。

なんか変なにおいがするなと思ったら、それが原因かもしれません。

子供が独立して出ていって夫婦だけで暮らしている家などはよく起こります。

そもそも2階を使わなくなったりすると、そういったことが起こりやすいので、もしもう使わないという場合はトイレ自体を撤去してしまうのがいいかもしれません。

トラップが破水しても、水を流すことで復活するので、たまたま長期的に家を離れていた場合は1度流すだけで問題はありません。

 

詰まった場合の対処法

では、配管が詰まってしまった場合はどう対処すればいいのでしょうか。

基本的には業者様に連絡しましょう。

業者様に依頼する

業者様に依頼した場合、迅速に対応してくれるところに連絡をしましょう。

急ぎの場合は、建ててくれた工務店様などより、そういった工事を専門でやっているところに依頼する方が迅速に対応してくれます。

工務店様などは、建てるのが専門なので、緊急の場合は対処が遅くなる場合があります。

WEBでも24時間年中無休で対応してくれる会社もあります。

もし連絡先が分からない場合のため、こちらにリンクを貼っておきますのでご活用ください。

北関東から関西エリアまで幅広く対応してくれます。

簡易的な詰まりであれば、すぐに直してくれます。

根本的に配管が詰まってしまっている場合は、配管洗浄を行わなければいけないかもしれません。

そうなると費用も結構かかります。

 

ご自身で対処を試みる場合

簡易的な詰まりの場合はご自身で対処できることがあります。

まずはトイレの詰まり。

これは昔からあるラバーカップというものを使用し圧力をかけて詰まりを解消する道具です。

すっぽんなどと言われることもあります。

便器のすぐ近くで詰まっている場合は、トイレに押し込んで引っ張り上げる事で流れだすことがあります。

トイレが単発的に詰まった場合は、大体これで解消できることが多いです。

 

風呂や洗面台は排水口に溜まった髪を除去しても取れない場合はパイプクリーナーというワイヤーを突っ込んで髪の毛を絡めとる方法があります。

ワイヤーを排水口の中に入れていき、そのワイヤーに髪の毛や詰まりの原因になっているものを絡めとらせることで、詰まりを解消します。

詰まっているものを取り払うので、うまく取れればそれで流れは良くなります。

 

洗面台は下の収納部分を開けると配管が見えます。

その配管にトラップがあるので、そこで詰まっている場合はそれを外して原因を除去する事で解消されます。

排水が詰まった!キッチンやトイレでしてはいけない事

このUの字になっている部分が外れます。

ここには水が溜まっている為、外す時はバケツなどで受けてから外しましょう。

またそれによって解消された場合、ちゃんと戻さないとそこから水漏れするので、ご注意ください。

心配な場合は業者様に依頼しましょう。

あとトラップを外して中を洗う時に洗面台で洗わないようにしてください。

トラップを外してあるので、洗面台の下が水びたしになります(笑)

意外とやってしまう事が多かったりします。

また、定期的にパイプユニッシュなどの洗浄剤で洗っておくと、予防になります。

 

最後に

如何でしたでしょうか。

今回は、意外とやってしまうけど、やってはいけない事を解説しました。

ちょこっと油を流したり、トイレットペーパーを大量に使ったりしていませんか?

ちょっとした事ですが、家というのはずっと住み続けるものです。

少しの手間を惜しんで、そういった事を続けてしまうと、20年後にはとんでもない修理が必要になるかもしれません。

配管洗浄を行えば大体の詰まりは解消できますが、それでもできなかった場合は詰まってる部分の配管をやり替えなければならないかもしれません。

ガレージにコンクリートを敷いている場合は一部を割らないといけなくなる場合もあります。

ちょっとしたことで防ぐことが出来るので、将来大きな修繕費がかからないように、大切に使っていきましょう。

 

今回は 排水が詰まった!キッチンやトイレでしてはいけない事 というテーマで解説しました。

御閲覧ありがとうございました。