住宅

防犯対策を意識した家づくりとは【徹底解説】

今回の記事は間取りや外観などとは別の、防犯を意識した家づくりをテーマに解説していきます。

家づくりをする中で、気を付けるべき点、工事の段階で出来る防犯対策などを解説していきます。

 

防犯を意識した家づくりについて

住宅で暮らしているとどうしても泥棒や不審者が気になります。

泥棒に入られる建物のうち50%以上が住宅というデータがあります。

そして、その中でも一戸建て住宅の割合が40%以上を占めています。

マンションなどは一定のセキュリティがある為、泥棒が嫌う傾向にはあります。

狙いやすさとしては、一戸建て住宅の方が簡単になっています。

それは、数日監視していればその一世帯の行動パターンが分かれば、人がいない時間も把握しやすいからというのもあります。

戸建て住宅は一番狙われやすいという事を意識して防犯対策を見ていきましょう。

 

泥棒に侵入される方法

泥棒の侵入方法で一番多いのは、なんだと思いますか?

ピッキング?ガラスを割って侵入?

実は泥棒の侵入方法の半分近くを占めている方法は

戸締りをしていない事です。(2016年データ)

ちょっとしたお出かけ、ゴミ出し、ご近所さんとおしゃべりなど

近くだから、ちょっとの時間だからと鍵を閉めずに出てしまう事ありませんか?

もし心当たりがある方は要注意です

ちょっとゴミを出すだけだから大丈夫と思っていても、普段開けない窓や勝手口の鍵をあけられて、その後外出なんかしてしまったら、そこから侵入されます。

自分で開けた記憶がなければ、わざわざ戸締りのチェックまでしませんよね。

ちょっとの時間でもそういった侵入経路を確保されてしまうと、戸締りしたつもりで出かけても簡単に侵入されてしまいます。

次いで、ガラスを割って侵入が2位になっています。(2016年データ)

無施錠とガラスを割って侵入だけでおよそ8割を占めています。

逆に言えば、その対策だけを行えば高い確率で侵入を防ぐことが出来るという事になります。

 

間取りを決める段階での防犯対策

まず間取りを決める段階での対策を解説します。

家の形状をシンプルに

家の中の間取りはそこまで重要ではないのですが、その配置によって家がカクカクした形になった場合、外から泥棒が浸入する際、表から見えにくくなってしまい、作業がしやすくなってしまいます。

泥棒や不審者は視線を嫌うので、出来るだけ身を隠す場所が少ないように見通しを良くしておくといいでしょう。

長方形の家なら表から見通しがいいですね。

 

勝手口を付けない

勝手口を設置しない事も防犯に役立ちます。

勝手口はどうしても家の裏や奥ばったところに設置する事が多く、光や風を取り入れる為にガラスになっているので、ガラスを割って侵入されることが非常に多いです。

光や風だけなら人が入れないほどの細い窓を取り付ける事で補えるので、出入りする必要がない場合は取り付けない方が安心です。

 

バルコニー周辺に上れるものがない

バルコニーの近くに高い木を植えると、その木を登ってバルコニーから侵入されるケースもあります。

上れるような場所は注意が必要です。

電柱などもバルコニーから近いと侵入経路になるので注意してください。

 

工事の段階でしておくと便利な防犯対策の準備

ここでは新築を注文住宅で建てる場合に出来る対策方法です。

無施錠に関しては本人の意識を変えることしか方法がないので、ここではガラスを割って侵入されない部分について解説します。

 

1階部分には細い窓、シャッター付き窓を使用する

まず1階部分は一番侵入されやすいので、対策はしっかりしておきましょう。

人が入れないくらいの細い窓ならガラスを割られても侵入の心配はありません。

窓が小さい分、光や風を取り入れる事が不利になりますが、その分多く付ける事で補いましょう。

大きな掃き出し窓や腰窓はシャッター付きを取り付け、外出の際は必ず閉めるようにしましょう。

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面格子も強度の高いものを使用

面格子も防犯対策になります。

しかし、標準で付いている面格子はそこまで強度が高いものではありません。

面格子を破壊されて侵入されたケースもなくはないので、心配な場合は高強度の面格子があります。

各メーカーから出ていて、窓に取り付けるのではなく壁に取り付ける為、ちょっとやそっとじゃ破壊する事は出来ません。

泥棒などは時間がかかる事を嫌う為、難しいと思ったら諦めてくれます。

こちらは壁に取り付ける為、既存の住宅に取り付けることも可能です。

 

CPマークのついている商品を選ぶ

泥棒などは侵入に時間がかかる事を最も嫌います。

侵入するのに5分かかれば7割、10分以上かかれば9割が諦めると言われています。

CPマークはその商品を破壊するのに5分以上かかると立証されたものにつけられるマークになります。

CPマークがついているだけでも、知っている泥棒は手を付けずに飽きらめてくれるかもしれません。

強度自体も高い為、防犯対策には最適です。

 

防犯グッズの利用

ここではいくつかの防犯グッズをご紹介します。

ちょっとしたことで対策になるので、是非検討してみてください。

 

玄関ドアの対策グッズ

現在の新築住宅の鍵はピッキングがかなり難しいディンプルキーを使用しています。

ピッキングで開錠できるとしても、かなりの時間がかかってしまいます。

以前電子錠でお客様が外に締め出されてしまったことがあったのですが、有名な鍵の開錠してくれるところに連絡したところ「今の新築の鍵は開けれません」と断られたくらいです。

マンションなどの場合は鍵が1つの場合は2つにして2重に対策する事が出来ます。

またドアスコープは外から簡単に外れる為、防犯対策してあるものに交換する事をお勧めします。

 

窓の防犯

窓もやはり対策が必要です。

窓を対策するには、防犯フィルムなどを利用し、割られにくくする方法があります。

ただし、フィルムによっては割れてしまう場合もあるので、確認してから貼るようにしましょう。

もしガラスが割られた場合、侵入する為に鍵を開けて窓を開けようとします。

なので、ガラスを割るのは真ん中の鍵の部分になります。

なので、そこからは届かない上や下の部分で窓を開かないように別の鍵を取り付けましょう。

他にも泥棒や不審者は音が出ることを嫌うので、窓が開いたら音が鳴る物や振動を感知して鳴るものがあるので、それを取り付けるだけでも効果的です。

防犯フィルムは先ほどもお伝えした通り既存のガラスに貼ると割れる原因になるものがあります。

必ず確認してからはるようにしましょう。

 

屋外に設置する防犯グッズ

屋外で使用するグッズだと人感センサーライトがポピュラーでしょうか。

人が通る事で、光るため隠れて作業などがしづらくなります。

玄関部分やバルコニーに防犯カメラのダミーを置くこともかなり有効になります。

泥棒や不審者は顔を見られることを嫌うので、目につくところに付けておけばかなり効果的です。

ダミーであれば金額も安いので、おススメです。

家の正面はガレージでコンクリートをしているところが多いですが、サイドは砕石が多いです。

普通の砕石でも通った時に音が鳴るので嫌がられるのですが、防犯性を高めた更に音が大きくなる砕石もあります。

そういったものを使用し、防犯性を高めましょう。

 

防犯カメラを実質無料で取り付ける方法

一気に胡散臭くなりましたね(笑)

もちろん対価はあります。

ココロアソビ株式会社という会社が行っている防犯カメラサービス。

こちらの防犯カメラサービス、自動販売機を設置する事を条件に初期費用及び月額費用が実質無料で受けられるというものです。

電気代は負担しなくてはいけませんが、それ以外は実質無料でサービスを受けることが出来ます。

もし自動販売機を置けない場合は月額利用料金を払う事で設置は可能です。

もし本格的に防犯カメラを導入したい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

詳細は下記からご覧ください。

【防犯カメラサービス】

 

おまけ

これは車の盗難に対してです。

最近では鍵を出さずに施解錠が出来る車が当たり前になってきました。

それを利用した犯罪が急増しています。

鍵って外出するときに使用するので、玄関先に置いておくことが多いですよね。

それが危険のもとになります。

今その鍵から発せられる電波を延長する事で車のカギを開錠する「リレーアタック」という方法での被害が急増しています。

玄関の近くから電波を拾い、車のドアを開ける。

そして車を堂々と盗んでいく方法です。

この方法を防ぐには、電波を遮断するのが一番有効です。

玄関から少し離したとしても電波を拾われてしまう可能性があるからです。

邪魔になってしまいますが、ボックスタイプやポーチのタイプがあり、その中に入れて置けば電波を遮断してくれるので、電波を拾われる心配がありません。

少し手間ですが、盗まれてしまっては元も子もないので、是非ご検討ください。

玄関が電子錠を使っている場合も有効になります。

 

最後に

如何でしたでしょうか。

うちは大丈夫!では済まされない。

泥棒だけなら盗まれて悔しい、生活が一時的に苦しくなるだけで済むかもしれません。

しかし、泥棒と鉢合わせて襲われたら?泥棒以外の不審者が家に潜んでいたら?

大切な家族が危険に晒される可能性が大いにあります。

通常の住宅は防犯対策までは行き届いていません。

防犯対策は住んでいるあなた自身で行わなければいけないのです。

何かあってからでは遅いのです。

出来ることから確実に行っていきましょう。

 

今回は 防犯対策を意識した家づくりとは【徹底解説】 というテーマで解説しました。

御閲覧ありがとうございました。