住宅

LDKは大空間に!大空間を作るメリット・デメリット

間取りを決めていくとき、一番いる時間が長いLDKは特に大空間にして広々と使えるようにしたいですよね。

そういった大空間ですが、どれくらいのサイズが作れるのか。

またそれを作る事のメリット・デメリットを確認していきましょう。

大空間を作るメリット

まずは大空間を作るメリットを確認してみましょう。

  • 開放感があり、圧迫感を感じる事がない。
  • サイズの大きい家具などが置ける。
  • 家具で仕切る事もできる。

 

開放感があり、圧迫感を感じる事がない

大空間なので当たり前ですが、とても開放感がありまず圧迫感を感じることはないでしょう。

天井高をあげたり、吹き抜けなどと併用することで開放感がよりアップします。

広々とした空間で安らぎたい」そんな希望を叶えてくれるでしょう。

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サイズの大きい家具などが置ける

マイホームを建てたし、素敵な家具を入れたい

家を建てると、誰もが思いますよね。

しかし、広さを考えると欲しい家具はサイズが大きすぎて入れれない。

入れれても、窮屈になってしまう。

そんな事も、大空間を作る事でだいたいの家具を入れる事ができます。

 

家具で仕切る事ができる

大空間もいいですが、もし広すぎたとしても家具などで仕切る事ができます。

家具などで仕切る事で、自由に空間を使う事ができ、またどければ大空間に戻す事もできます。

これも大空間だからできる事です。

気分や用途に応じて可変できるメリットがあります。

 

大空間を作るデメリット

それでは大空間のデメリットを見ていきましょう。

  • 耐震性の面では不利になりやすい。
  • 空調が効きづらい。
  • 壁紙などに不具合が出やすい。

 

耐震面では不利になりやすい

大空間があるがゆえに、柱も壁も少なくなってしまうため耐震性は不利になりやすくなります。

木造住宅はバランスよく耐力壁を配置することで耐震性を高めています。

大空間であってもちょっとした子壁などを作っておくと耐震性も増し、物を置くための壁としても使えるので、邪魔にならないようなところに壁を配置するといいでしょう。

全く壁がないと、ちょっとした家具を置く時に悩んでしまう事もあるので、意外とちょっとした壁があると便利だったりします。

また大空間を作る場合はその居室の上階を作らないようにすると、耐震の観点からは有利になります。

上階が重いとそれだけ下階にかかる負荷が大きくなるため、大空間の居室の上階をなくし、屋根だけにする事で、耐震性では有利になります。

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空調が効きづらい

これは空間が広いのでどうしても起こってしまうデメリットです。

特に冬は寒い

吹抜けなどと併用した場合は対策をしていないと、部屋が温まるまでかなりの時間を要する事になります。

ファンをつけたり大型の空調をつける性能の高い断熱材を入れるなど対策が必要です。

 

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壁紙などに不具合が出やすい

耐震が不利になりやすいという部分でも記述しましたが、柱や壁が少ないという事で、家としては揺れやすい住宅になります。

柱や壁が少ない為、どんなに緊結して固定していても揺れやすい構造になります。

通常生活している場合は家が揺れているって感覚はほとんどないと思いますが、家はわずかに揺れています。

大空間の居室を作ると、その揺れの抵抗が少なくなるので、揺れやすくなるのです。

当たり前に生活していて気になるほど揺れる事はほとんどありませんが、揺れやすい事で壁紙(クロス)が割れたりといった不具合が多くなりやすいです。

通常住宅は石膏ボードという壁材を貼っているのですが、その壁材と壁材の継ぎ目を平滑にするためにパテを入れています。

このパテが家が揺れる事で割れてしまい、表面のクロスが破れたり、よれたりして不具合が起きます。

下地材が動いて起こる不具合であれば数年で落ち着いてきますが、家が揺れて起こっている場合は何年たっても起こる可能性があります。

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木造での最大スパンとは

それでは木造住宅では最大でどれほどのスパンを飛ばせるのでしょうか。

(スパンとは柱芯から柱芯の距離の事です。)

基本的には木造であれば4mが限度と思ってください。

実際計算すると4m以上でも問題ないとなる事もありますが、4mを超えてくると不具合が起きやすくなります。

スパンが長くなると梁(横架材)の成(部材の高さ)が大きくなり、それにより梁自体の自重が大きくなります。

長く重い事でたわみも出やすく、上階の床が沈んだり、天井が割れたりといった不具合が非常に出やすくなります。

なので、尺モジュールなら3640mm、メーターモジュールなら4000mmまでにしておく方がいいでしょう。

これは部屋の短い方の寸法の話なので、例えば

LDKは大空間に!大空間を作るメリット・デメリット

このように短い方の寸法が3640mm(4000mm)までであれば大丈夫です。

どうしてももっと大きな空間にしたい!

このような希望がある場合は、鉄筋コンクリート造や鉄骨造で建てる事をお勧めします。

どちらも10mでも耐える事が出来ます。

更に広くしたいならトラス構造やアーチ構造などもありますが、住宅でそこまで広くしたいことはないですよね。

鉄骨や鉄筋コンクリートは強度も耐震性も強く、大空間も作りやすいですが木造に比べるとコストがかなり高くなります。

一度モデルルームなどで広さを体感してみて、どうしてもというお金持ちの方は検討してみてはいかがでしょうか

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最後に

如何でしたでしょうか。

LDKなどは家族みんなで集まる空間。

皆が集まっても狭くないように広い空間にしたいですよね。

しかし、広くすればそれだけ柱や壁の量が減り、建物の構造としては弱くなってしまいます。

またそれに伴う不具合も出やすくなったりといったデメリットもあります。

耐震性も強く、大空間を作りたい場合は、鉄骨造なども検討する事をお勧めします。

某大手ハウスメーカーさんなら鉄骨造や軽量鉄骨造などの構造で施工されています。

 

今回は LDKは大空間に!大空間を作るメリット・デメリット というテーマで解説しました。

御閲覧ありがとうございました。